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仙台から尾花沢へ

昨日は実方の墓まで行った後、道の駅で車中泊です。
二日目の朝、昨日とは違い不安定な空模様、コンビニで軽い朝食
さぁ、今日も一日が始まるぞ~楽しんで行こうAm7:00 出発


芭蕉の辻 仙台市青葉区1丁目
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まだ交通量が少なかったので曽良を道路の脇に停め一枚”パシャ”この後は[左斜め下]


榴ヶ岡天満宮『あかあかと 日はつれなくも 秋の風』この句は金沢を出て読んだ句だ。
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仙台では『あやめ草 足に結ばん 草鞋の緒』芭蕉翁
宮城野で出会った加右衛門から餞別に草鞋を受け取り邪気を払うあやめ草を
草鞋の緒に結んで旅の無事を祈ろうと言う加右衛門への感謝を込めた句。
流石、天神さんの境内には数多くの句碑が並んでいます。


壺の碑(いしぶみ) 多賀城跡
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奈良時代からあり坂上田村麻呂が蝦夷征討の際、弓の矢尻で『日本中央』と
書かれた石碑


雄島から眺める松島湾     芭蕉翁(左)と曽良(右)の句碑
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『朝よさを 誰まつ志まぞ 片心』芭蕉翁 『松島や 鶴に身をかれ ほととぎす』曽良
芭蕉句は旅の直前に詠まれた句である。
芭蕉翁は松島に心惹かれるのは朝夕に誰か待っているからか、そうだと嬉しいが私の片想い
曽良は、この景色の中、不如帰が鳴いているが松島には鶴の姿が似合うから鶴の姿になって


石巻市日和山公園 鹿島神社境内には『雲折々 人を休める 月見かな』細道には無い句
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名月を見ていると時々雲に入るから我に返れる。そうでなければ自分を忘れてしまいそうだ


槻の清水(八雲神社) 『川上と この川下や 月の友』芭蕉翁
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この句は東京清澄の芭蕉庵跡に句碑が有り最初に目にした句で細道の句では無い。
側を流れる小名木川の川下に居る友を思って同じ今宵の名月を観ているのだろう


卯の花清水『卯の花に 兼房見ゆる 白毛かな』曽良

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卯の花の白い花を見ていると武将兼房が白髪を振り乱して戦った様子が目に浮かぶよ。


平泉町 高館義経堂(たかだちぎけいどう)
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『夏草や 兵どもが 夢の跡』芭蕉翁
芭蕉は高館から見て藤原氏の栄華を極めた場所には何もなく夏草だけが生い茂り戦った
兵士たちも全てが夢の中


岩出山城跡に立つ伊達政宗の像
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米沢藩から国替えで仙台城築城までの12年間この岩出山城に住む


共同浴場『滝の湯』
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駅前から湯の街通りに入り通りの行き止りまで行くと鄙びたいい温泉『滝の湯』に
遭遇、湯の温度は高めだがとても気持ちよく浸かってられた。


尿前の関 封人の家(国境を守る役人の家)『蚤虱 馬の尿する 枕もと』芭蕉翁
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芭蕉が泊った役人の家には同じ屋根の下に馬も住んでいて蚤や虱に悩まされその上、
枕もとには馬が小便する音にもビックリで大変な一夜を過ごしたのでしょう。


鳴子温泉でちょっと長湯し過ぎたか陽が暮れて終い本日の行程はここまで。
『尿前で 日が暮れ宿は 関の跡』濱の寅、今夜も車中泊決定!!


追伸
芭蕉句、勉強不足な寅の勝手な解釈間違っていたらゴメンナサイ[m(_ _)m]



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侘び助

名月や・団子くれろと・泣く子かな・・・トホホ∼食い意地の侘び( ;∀;)
by 侘び助 (2022-06-05 12:24) 

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